住まいの新しいキーワード~「パッシブ」と「アクティブ」~
近ごろ、いろんな分野で新しいキーワードが出てきますね。
たとえば、DX(デジタルトランスフォーメーション)は
インターネットの普及で、よりよい方向に向かうことを言うそうですし
AIやIoT、SDGsなどいろいろありすぎて、混乱してしまいそうです。
住宅建築においても、新しいキーワードはあります。
「パッシブ」と「アクティブ」という考え方で、エネルギーに関係した言葉です。
特別な機械や設備を使わずに
太陽光や風の力を利用して、暮しのエネルギーにしようとする考え方を
「パッシブシステム」と呼んでいます。
代表的な例としては
南側に大きな窓を設けて
寒い冬場には太陽光を取り込んで部屋を暖めたり
夏場には窓を開放し、風邪を取り入れるという方法が
それに当たります。
いっぽう、「アクティブ」とは
「パッシブ」の対義語になります。
建築におけるアクティブシステムというのは
太陽光発電や、蓄熱システムなどを利用して
自然再生エネルギーを積極的に取り入れていくシステムのことを指します。
設備を導入して、省エネ性や快適性を求めるのが「アクティブ」。
建物の形や向き、窓の位置などによって
太陽光や風を上手に取り入れて、快適な住環境を作るのが
「パッシブ」となるわけです。
どちらも、自然のエネルギーを有効利用している点は同じです。
21世紀は、次世代へバトンを渡せるような
サスティナブル(持続可能)な環境づくりを目指す時代といえそうです。
効率よくエネルギー使用できる住まいのご提案は
「有限会社 上西建設」へご相談ください!
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2020.05.20